ケアマネ試験2026で私が間違えた問題【介護支援分野6問】|迷った理由と正しい覚え方を解説

×のついた巻物と地図を前に答案を見直す介護士 ケアマネ試験
記事内に広告が含まれています。
ARTICLE LV.8 / CAREMANE QUEST 番外編

ケアマネ試験2026で私が間違えた問題【介護支援分野6問】
|迷った理由と正しい覚え方を解説

HP
MP
2026.10 / WRITER : EN
※ 記事内に広告が含まれています
⚔ エン

2026年10月のケアマネ試験(第29回)、自己採点は48点/60点でした。つまり、12問まちがえています。

この記事では、そのうち介護支援分野の6問を取り上げます。私が選んだ答えと正解、なぜ迷ったのか、そして今ならどう覚えるか。

見直しで正解を消してしまった問題、勉強不足だった問題……。正直に全部出します。来年受ける人は、私と同じところで落とさないように使ってください。

📜 こんな方に読んでほしい
  • 来年ケアマネ試験を受ける予定がある
  • 介護支援分野が苦手
  • 実際に受けた人が、どこでまちがえたのか知りたい
  • 今年受けて、自分のまちがえた問題をふり返りたい
🗺️ CAREMANE QUEST|シリーズの地図
⚠ この記事では、試験問題の文章はそのままのせず、「どんなテーマの問題か」を私の言葉でまとめています。正解は複数の解答速報(10月時点)にもとづくもので、正式な正答は合格発表で確定します。

📋まちがえた6問の一覧

介護支援分野は25問中、19問正解・6問まちがいでした。

問題テーマ私の答え → 正解
問2介護保険給付の状況(統計)2・5 → 1・5
問10保険料を滞納したときの措置1・3・4 → 1・3・5
問11包括的支援事業1・3・4 → 1・4・5
問12介護サービス情報の公表1・3・5 → 1・2・3
問13介護保険審査会への審査請求1・4 → 1・5
問14消滅時効1・3・5 → 1・4・5

見てのとおり、6問とも「1つだけ」ちがう答えを選んでいます。あと1つ正しく選べていれば……という問題ばかりでした。

📊問2|介護保険給付の状況(見直しで正解を消した)

2024年度の全国の介護保険給付について、正しいものを2つ選ぶ問題です。

選択肢(要約)正誤
1 年間の受給者は、居宅サービスの方が施設サービスより多い◯(私は×にした)
2 年間の受給者は、介護予防サービスの方が介護サービスより多い×(私は◯にした)
5 施設サービスでは、介護福祉施設サービス(特養)の費用額が最も多い◯
⚔ EPISODE|2周目の見直しで、正解を消した じつは最初は1を選んでいました。ところが2周目の見直しで、「施設の方が多いんじゃないか?」と思って書き直したら、まちがえました。

私は特養で働いています。施設で働いている感覚で「施設の方が多そう」と思ってしまいました。資格学校(けあサポ)の講評でも「施設で働いている人は×にしたかもしれない」という指摘があって、まさに私でした。
試験中、施設のまぼろしに惑わされて答えを書き直す介護士
⚠ 覚え方:介護保険を使う人の多くは、自宅で暮らしながらサービスを使っています。けあサポの講評によると、居宅サービスの受給者は施設サービスの約3.6倍。また、受給者は「介護予防(要支援)」より「介護(要介護)」の方が多いです。
統計の問題は、自分の職場の感覚ではなく、全国の数字で考えるのがコツです。

💴問10|保険料を滞納したときの措置

介護保険料を滞納している第1号被保険者(65歳以上)に対して、介護保険法でとられる措置を3つ選ぶ問題です。

私は「要介護認定の取り消し」を選び、「現物給付から償還払いへの変更」を外しました。正直に言うと、「要介護認定の取り消し」も措置のひとつだと、ふつうにまちがえて覚えていました。

正しくは、滞納した期間に応じて、サービスの「払い方」や「受け取れる額」が変わるしくみです。

滞納期間措置
1年以上償還払いへの変更(いったん全額を払い、あとで保険の分を払い戻してもらう)
1年6か月以上保険給付の一時差し止め(払い戻しを止める。滞納している保険料に充てることもある)
2年以上(時効で払えなくなった分がある)給付額の減額(自己負担が1・2割の人は3割に、3割の人は4割に上がるなど)

※市区町村の案内をもとにまとめています。

⚠ なぜ「要介護認定の取り消し」はちがうのか:要介護認定は、「その人にどのくらい介護が必要か」を判定するものです。保険料を払っているかどうかとは関係ありません。滞納しても認定はそのまま。変わるのは、上の表のように「給付(お金の出方)」の部分だけです。
ちなみに「医療保険の給付を止める」も、介護保険法の措置ではありません。

🧩問11|包括的支援事業

地域支援事業のうち、「包括的支援事業」にあたるものを3つ選ぶ問題です。

私は「介護給付等費用適正化事業」を選び、「在宅医療・介護連携推進事業」を外しました。勉強中もずっと苦手だったところで、案の定まちがえました。

選択肢に出た事業どこに入る?
生活支援体制整備事業包括的支援事業
認知症総合支援事業包括的支援事業
在宅医療・介護連携推進事業包括的支援事業
介護給付等費用適正化事業任意事業
家族介護支援事業任意事業
⚠ 覚え方:包括的支援事業は、地域包括支援センターの仕事(総合相談・権利擁護など)と、「地域のしくみづくり」の事業のグループです。医療と介護をつなぐ、生活支援の体制をつくる、認知症の人を支える体制をつくる、といった「地域全体」の事業が入ります。
一方、「適正化」「家族介護支援」は任意事業。名前に「適正化」「家族」が入っていたら任意事業、と覚えておくと迷いにくくなります。

📢問12|介護サービス情報の公表

介護サービス情報の公表制度について、正しいものを3つ選ぶ問題です。

私は2と5で悩んで、5を選びました。5は「虚偽の報告をした事業者の指定を厚生労働大臣が取り消せる」という内容です。

⚔ EPISODE|線まで引いたのに 5は何か引っかかったので、問題用紙の「厚生労働大臣」のところに線を引いていました。あやしいと気づきかけていたのに、結局5を選んでいます。

今、冷静に見ると、正解は2ですね。
押さえること正しい内容
報告する先事業所の所在地の都道府県知事
報告のタイミング都道府県知事が毎年定める計画に従って報告する(選択肢2=◯)
公表するのは都道府県知事(国保連ではない)
虚偽の報告をしたら都道府県知事が報告や訂正を命じる。従わなければ、指定した側(都道府県知事など)が指定を取り消せる。厚生労働大臣ではない
対象のサービス居宅介護支援も対象
⚠ 覚え方:介護サービス情報の公表は、最初から最後まで「都道府県知事」。「厚生労働大臣」や「国保連」が出てきたら、まず疑ってみましょう。

⚖️問13|介護保険審査会への審査請求

介護保険審査会に審査請求(不服申し立て)ができるものを2つ選ぶ問題です。

私は4「財政安定化基金拠出金への拠出額に関する処分」と、5「被保険者証の交付の請求に関する処分」で悩んで、4かな?と思って選びました。正解は5です。

審査請求できるもの例
保険給付に関する処分要介護認定、被保険者証の交付の請求、給付の支給・不支給など
保険料などの徴収金に関する処分保険料の賦課・徴収など。ただし財政安定化基金拠出金などは除く

事業所の指定の取り消しや、介護支援専門員(ケアマネ)の資格に関する処分も、介護保険審査会の対象ではありません。

⚠ 覚え方:介護保険審査会は、「被保険者(利用者)のための」不服申し立ての場所です。対象は「利用者の資格・給付」と「利用者が払う保険料」。
財政安定化基金拠出金は、市町村が都道府県の基金に出すお金なので、利用者には関係ありません。こう考えると4は外せます。

⏳問14|消滅時効

介護保険法の消滅時効について、正しいものを3つ選ぶ問題です。

私は3「保険者が督促しても、時効は更新されない」を選び、4「保険料を徴収する権利には時効がある」を外しました。ここは完全に勉強不足でした。

権利時効
保険料を徴収する権利2年で時効(選択肢4=◯)
保険料の還付を受ける権利2年で時効(「時効がない」は×)
保険給付を受ける権利(償還払いの請求など)2年で時効(選択肢5=◯)
督促をしたら時効は更新される(選択肢3=×)
⚠ 覚え方:介護保険の時効は、取る側も、受け取る側も「2年」。そして「督促」は、時効のカウントをリセットする合図です。問10の「2年滞納すると給付額が減る」も、この「保険料は2年で時効」とつながっています。

🕳️6問から見えた「落とし穴」

6問をふり返ると、まちがえ方にはパターンがありました。

落とし穴あてはまる問題
現場の感覚で考えてしまう問2(施設で働いているから「施設の方が多い」と思った)
「逆」の文章にだまされる問2・問14(多い/少ない、更新される/されない)
主語のすり替え問12(都道府県知事 → 厚生労働大臣)
まちがえて覚えていた問10(要介護認定の取り消し)
苦手・勉強不足のまま問11・問14
2択で外す問12・問13
落とし穴をよけながらランタンで足元を照らして進む介護士
⚔ EPISODE|見直しは、ときに敵になる 前日・当日の記事では「3回目の見直しで1問まちがいを見つけた」と書きました。でも問2のように、見直しで正解を消してしまった問題もあります。

見直しで答えを変えるのは、「はっきりした根拠を思い出したとき」だけにした方がいいのかもしれません。
⚔ おすすめ装備
ケアマネジャー試験ワークブック2026

ケアマネジャー試験ワークブック2026
中央法規ケアマネジャー受験対策研究会

資格学校の講評でも、問10の「保険料を滞納したときの措置」はこの本の図表が分かりやすいと紹介されていました。来年受ける人は、2027年版が出たらそちらを選んでください。

楽天市場で見る
🏆 QUEST LOG
まとめ|まちがえた問題は、来年の誰かの得点になる
  • 問2統計は全国の数字で考える。居宅の受給者は施設の約3.6倍
  • 問10滞納しても要介護認定はそのまま。変わるのは「給付」だけ
  • 問11包括的支援事業は「包括の仕事+地域のしくみづくり」。「適正化」「家族介護支援」は任意事業
  • 問12情報の公表は、最初から最後まで「都道府県知事」
  • 問13介護保険審査会は「利用者のため」。財政安定化基金拠出金は対象外
  • 問14時効は取る側も受け取る側も2年。督促すると時効は更新される

まちがえた問題を見直すと、自分の弱いところがはっきり見えてきます。私の6問が、来年受ける人の「ここは気をつけよう」になればうれしいです。

保健医療福祉サービス分野でまちがえた6問も、別の記事でまとめる予定です。

出典:第29回介護支援専門員実務研修受講試験(2026年10月11日実施・社会福祉振興・試験センター作成)

正解は、次の解答速報(10月時点)を照らし合わせたものです。どの解答速報でも、介護支援分野の答えは一致していました。

解説で参考にした資料

まちがえた1問は、次に合格するための地図になる。⚔
✨ 経験値 +90 EXP 獲得! ✨

コメント

タイトルとURLをコピーしました