ケアマネとは?受験資格・試験内容を現役介護士がわかりやすく解説

ケアマネ試験
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ARTICLE LV.7 / CAREMANE QUEST 第1章

ケアマネとは?受験資格・試験内容を
現役介護士がわかりやすく解説

HP
MP
2026.06.10 / WRITER : EN
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⚔ エン

「ケアマネって何をする人?」「介護福祉士の次のステップって聞くけど、自分は受けられるの?」

実は私、昔の制度のときに一度ケアマネ試験に挑戦して、たった1点足りずに敗北した経験があります。それ以来ずっと受ける気はなかったのですが……今の職場で働くうちに気持ちが変わり、今年、9年ぶりに再挑戦することにしました。

この記事では、これからケアマネを目指す人に向けて「ケアマネとは何か」「受験資格」「試験内容」を、現役介護士の目線でまとめます。自分が受けられるか分かる「受験資格チェッカー」も用意したので、ぜひ試してみてください。

📜 こんな方に読んでほしい
  • 介護福祉士の次のステップを考えている
  • 自分にケアマネの受験資格があるか知りたい
  • 試験の内容や合格率をざっくり把握したい

🧙ケアマネとは?どんな仕事?

ケアマネ(ケアマネジャー)は、正式名称を「介護支援専門員」といいます。介護が必要な方やそのご家族の相談に乗り、どんなサービスをどれくらい使うかの計画書=ケアプランを作る専門職です。

RPGでたとえるなら、現場で直接ケアをする介護士が「戦士」だとしたら、ケアマネは利用者さんというパーティーの「軍師・作戦参謀」。利用者さん・ご家族・介護サービス・医療をつなぐ、チームの司令塔です。

ケアマネはチームの司令塔のイメージ
  • ケアプラン(介護サービスの利用計画)の作成
  • 利用者さん・ご家族との面談、毎月の訪問(モニタリング)
  • サービス事業所や医療機関との連絡・調整
  • 介護保険の給付管理(お金まわりの手続き)

働く場所は、居宅介護支援事業所(在宅の方を担当)、特養や老健などの施設、地域包括支援センターなど。現場の介護とはまた違った形で、利用者さんの生活全体を支えられる仕事です。

🗝️受験資格|5年かつ900日がカギ

ケアマネ試験は誰でも受けられるわけではありません。現在の受験資格は、大きく次の2つのルートです。

ルート① 介護福祉士・看護師・社会福祉士などの国家資格にもとづく業務に、通算5年以上かつ900日以上従事
ルート② 生活相談員・支援相談員などの相談援助業務に、通算5年以上かつ900日以上従事

介護士の場合の最重要ポイントはここです。カウントされるのは「介護福祉士に登録したあと」の勤務期間だけ。資格を取る前に何年現場で働いていても、その分は数えてもらえません。

  • 「5年以上」と「900日以上」の両方を満たす必要がある
  • 900日は「出勤した日数」。週の勤務日数が少ないと5年より長くかかる
  • 試験日の前日までに満たす見込みがあれば申し込みできる
  • 受験するのは住んでいる県ではなく働いている都道府県
⚔ EPISODE|エンと法改正 実はこの受験資格、平成27年の法改正で大きく変わりました。昔は「資格を取る前の現場経験」も通算できたので、私は旧ルールで受験できる最後のチャンスに挑戦。結果は1点足りずに不合格……。改正後は介護福祉士登録後の経験しかカウントされなくなり、私の挑戦権はいったんゼロに。数年後には受験資格が戻っていましたが、悔しさが残っていたのか、ずっと受ける気にはなれませんでした。それが今の職場で働くうちに「次のステップに進みたい」という気持ちに変わり、今年、9年越しのリベンジ戦に挑みます。
介護施設で経験を積む介護士のイメージ
⚠ 受験資格の制度は今後また見直される可能性があります(2027年度に向けて要件緩和などが議論中)。最終的な判定は、必ずお住まい…ではなく勤務地の都道府県の「受験要項(手引き)」で確認してください。

⚔受験資格チェッカー(簡易判定)

「自分はいつから受けられるの?」をざっくり知りたい方のために、簡易チェッカーを作りました。介護福祉士(または対象の国家資格)の登録日と、週のだいたいの勤務日数を入れて「判定する」を押してください。

⚔ CAREMANE
受験資格チェッカー
入力した内容はどこにも送信されません(この画面の中だけで計算します)
※ この結果はあくまで目安です。育休・休職などの期間、転職の空白期間、資格登録後と対象業務の重なりなどによって実際の判定は変わります。正式な判定は勤務地の都道府県の受験要項で必ず確認してください。

📖試験内容と合格率

試験の正式名称は「介護支援専門員実務研修受講試験」。年に1回、10月に行われます。令和8年度(第29回)は2026年10月11日(日)です。

出題数全60問(介護支援分野25問+保健医療福祉サービス分野35問)
形式マークシート・五肢複択(5つから複数選ぶ)
試験時間120分
合格ライン2分野それぞれで正答率70%が基準(問題の難易度で補正あり)
合格率令和7年度(第28回)は25.6%

合格率を見ての通り、ボス戦としてはかなりの強敵。しかも「2分野どちらも基準を超える」必要があるので、苦手分野を捨てる作戦は使えません。介護士にとっては保健医療の分野が初見の敵だらけなので、ここの対策がカギになります。

ケアマネ試験は強敵ボスのイメージ
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📮申し込みの流れと注意点

申し込みは毎年6月ごろ、勤務地の都道府県ごとに行います。ざっくりした流れはこうです。

  • ① 勤務地の都道府県の「受験の手引き」を入手(郵送取り寄せ or 社会福祉協議会の窓口)
  • ② 職場に「実務経験証明書」を書いてもらう(前職の分も必要なら前職にも依頼)
  • ③ 必要書類をそろえて期限までに郵送で申し込み

注意したいのは、申込期間が約1ヶ月しかないこと。手引きの取り寄せに数日、証明書を書いてもらうのに数日〜数週間かかるので、のんびりしているとあっという間に期限が来ます。特に転職している人は、前職への証明書依頼に時間がかかりがちなので最優先で動きましょう。

実際に私が申し込みでどれだけバタバタしたか(封筒のサイズを間違える、前職の証明書が届かなくてソワソワする……など)は、別記事の体験記で詳しく書いています。

🏆 QUEST CLEAR
まとめ|挑戦権の確認から始めよう

ケアマネは、利用者さんの生活全体を支える「チームの司令塔」。受験資格は「国家資格などにもとづく業務に5年かつ900日」で、介護福祉士なら登録後の経験だけがカウントされます。

試験は年1回・合格率25%前後の強敵ですが、申し込まなければ戦うことすらできません。まずはチェッカーで自分の挑戦権を確認して、受けられるなら早めに手引きを取り寄せましょう。

1点差で敗北した戦士も、9年の時を経て再び挑戦の舞台に立ちます。
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⚔ 余談 私の場合、再挑戦の気持ちになれたのは「今の職場」がきっかけでした。受験資格の5年900日は、どこで働くかで積み上がり方が変わります。いまの環境で経験を積みにくいと感じている人は、職場を変えるのもひとつの作戦です。

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