こんにちは。介護士の「ダーさん」です。当ブログにお越しいただきありがとうございます。
自己紹介では少しふざけてしまいましたが、これから真面目に投稿していきますので、良かったら応援していただけると嬉しいです。
自己紹介は→【はじめまして】現役介護士が語る、転職・資格・働き方のヒント
で詳しく説明してます。興味のある方は一読していただけると嬉しいです。
この記事では
- 製造業から介護の仕事に転職したきっかけ
- 不安はあった?
- 仕事はどうやって探した?
などなど知ることができます。

製造業から介護の仕事に転職したきっかけ
私が介護の世界に飛び込んだのは、まったくの異業種からでした。
高校を卒業してからずっと、県外の機械メーカーで働いていました。鳴り止まない機械音、油まみれの手、汗だくの毎日。仕事は大変でしたが、ものづくりの現場にはやりがいもありました。
しかし、あの「リーマン・ショック」で状況は一変。
業績が悪化し、残業もボーナスも減っていく中で、将来への不安がじわじわと大きくなっていきました。そんな時、「会社から希望退職者を募集する」との告知がありました。希望退職者って言うと聞こえはいいですが、要するにリストラです。経験も浅い自分はその対象になっていました。
同じ業種に転職するかなやんでいたその頃、家族の介護が身近な話題になっていました。
「いつか親の介護をする立場になる」――その現実を意識したのがきっかけでした。どうせ働くなら、“人と直接向き合える仕事”をしたい。
そして、“将来自分の家族にも活かせる知識を身につけたい”と思ったんです。
不安はあった?
もちろん最初は不安だらけでした。
全く違う業種で、しかも体力的にも精神的にもキツいと聞いていたし、「自分にできるのか?」という気持ちもありました。
入職した時点から、仕事内容はもちろん、ご利用者様・職員の名前と覚えることがたくさんあり、
日々「本当にこの選択であっていたのか?」という考えが脳裏に浮かんでいました。
でも、初めて利用者さんの「ありがとう」に触れたとき、その一言が胸に刺さりました。
製造業で作っていた“もの”とは違い、今は“人の暮らし”を支える。そこに大きな意味を感じました。
あの時の決断が、今の自分をつくっています。
もしあのまま工場に残っていたら、きっとこの仕事の尊さにも出会えなかったと思います。
介護の現場は決して楽ではないけれど、「誰かの役に立てる」という実感がある。
それが、僕がこの道を選んだ決め手でした。
仕事はどうやって探した?
会社都合の退職ということで、会社が外部に委託した転職サービスを利用しました。
今で言う”転職エージェント”です。
ハローワークで自分のペースで転職活動したい場合もあるかと思いますが、
”企業に聞きにくいこと(給与関係など)”
”働き方の相談”
”面接の練習”
”履歴書の訂正”
など、親身になって相談を聞いてくださり、
全く別な業種の転職でも不安なく転職することができました。
個人的にオススメなので、転職に悩んでる方はまずはお話聞くだけでもどうでしょうか?

まとめ
製造業から介護への転職は、正直に言って簡単な道ではありませんでした。
ですが、「人の役に立てる」「ありがとうと言ってもらえる」――そんな瞬間に出会うたび、この仕事を選んで良かったと心から思います。
異業種からでも、介護の世界で活躍できるチャンスはあります。
私自身、経験ゼロからスタートしましたが、周りのサポートや学びを積み重ねながら少しずつ成長できました。
もし今、「介護の仕事に興味があるけど不安で踏み出せない」という方がいたら、
まずは一歩だけでも前に進んでみてください。
きっとその先には、あなたにしか味わえないやりがいが待っています。


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