産後、妻の様子がなんだか違う――そんなふうに感じたことはありませんか?
待ちに待った赤ちゃんの誕生。
妻は里帰り出産を終え、いよいよ3人での新生活がスタートしました。
…ところが、その幸せな日々は思った以上に甘くはなかったのです。
「ん?なんか機嫌悪い?」「言い方がキツい…?」
そう感じ始めたのは、まさにその直後のことでした。
出産後、妻の態度が急に変わった――そんなふうに感じて戸惑っているパパ、きっと少なくないと思います。
この記事では、私、「えんでん」の実体験をもとに、産後の妻の変化とその背景、そして夫としてどう向き合えばよいかをお話しします。

あれ?怒ってる?徐々に感じる違和感
初めはちょっとした違和感でした。
オムツ替えのタイミングが遅い時には「早くオムツ替えて!!」
赤ちゃんが泣いてる時少し行動が遅れると「なんで泣いてるのに何もしないの?」
や「なんでこんな事もできないの?」など言われ、ため息をつかれることも度々。
「そんな言い方しないでも…」と感じることが増えてきました。
他の人や、子どもに向ける笑顔は産前のまま…
しかし私に向ける笑顔はなく、ずっとムスッとした表情。
次第に子どもに寄り添う育児より、妻の顔色を見る育児になっていきました。
産後の妻の心の中に起きていた現象
調べたところ、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、プレッシャーによるものが大きいと
私は感じました。
私たち夫婦は「夫の育休はとらずに働く」という選択を事前に話し合ってきめていました。
私自身言葉にはしませんでしたが
「仕事で疲れてるときだってある!」「明日も仕事だから早く寝たい」
そんな気持ちが態度に出ていたのかもしれません。
そんな人間が家にいたらどうでしょう?
逆の立場だったらイライラしますよね?
さらにはホルモンバランスの乱れもあって、妻の心の中はぐちゃぐちゃだったのかもしれません。

落ち着いた頃話を聞いたところ、
「顔見るのも、声を聞くのも、何なら家の中にいるのも嫌」だったそうです。
私が試した対処法と心のもち方
①「手伝う」ではなく「一緒にやる」
子育ては夫婦が主体的に行うものです。手伝うって他人行儀に聞こえませんか?
その心構えをしっかり持ち、育児に参加するのです。
私は「妻の手の行き届かない家事」からはじめ、徐々に他のことも自然とできるようになりました。
そうすると少しづつ心を開いてくれたのか、
「〇〇やってみる?」「少し出かけたいからゆんちゃんおねがいしてもいい?」
など変化がでてきました。
②受け止める力をもつ
寄り添うようになっても、感情的に言われたりすることもあります。
そんなときに反論しても良い結果は生まれません。
共感する姿勢や、時には「ぐっ」と我慢するのが大事かと思います。
③話す時間を設ける
「今思ってること」など素直な気持ちを話すようにする時間を設けました。
やっぱり話すことは大事ですよ。
妻からは「もっとこうしてほしい」「こういう育児グッズがあったらもっと楽になるかも?」
など色々な話をすることができ、関係修復に繋がったのではないかと思います。

産後役に立った育児グッズはまた別の記事で紹介しますね。
④感謝を伝える
感謝を言葉にすることは大事なことです。
どんなにムスってした表情で見られても、
できるだけ目を見て、笑顔で「ありがとう」と伝えるようにしました。
ちょっとしたプレゼントも感謝を伝えるのに分かりやすいものかなと思います。
私はよく妻が使ってるフェイスパックをプレゼントしました。
「ありがとう」と笑顔で言われた顔は忘れもしません。

おわりに:夫婦で乗り越える育児の“壁”
「妻のあたりが強い」のは、あなた個人が悪いのではなく、
“産後の環境”という大きな波の中で起きていること。
一時的な感情のぶつかり合いがあっても、
「夫婦で子どもを育てていくんだ」という視点に立ち戻ることで、少しずつ関係は変わっていきます。
僕自身も、何度も壁にぶつかりました。
でも、少しずつでも歩み寄っていくことで、
いまは以前よりも、妻との絆が強くなったと感じています。
この記事が同じ悩みを抱えてるパパ、
もしくはパパの気持ちを知りたいママの参考になれたら嬉しいです。

読んでくださりありがとうございました。また次の記事も読んでくださいね。


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